【php】pleiades(xampp) 環境で php バージョンアップ のメモ
Eclipse を入れて php の勉強をやっていたのですが、Twitter の連携 API の abraham/twitteroauth ちゃんを Composer を使ってインストールする時に、Eclipse の php Ver.5.6 じゃいやだと言って拒否するので Ver.7.4 にあげるというメモ。
ググれば幾つか参考サイトが出てくるのですが微妙に書いてあることが違ったりして、いろいろと繋ぎ合わせながら3時間ぐらいハマッて一応動くところまで行きました。
参考サイト
基本的な手順は以下を参照。
注意点
- 「システムが64bit、pleiades (xampp) 環境が 64bit 版でも php は x86 アーキテクチャ版でインストールされている」という記述があるんですが、x64 アーキテクチャでインストールされていました。始める前にちゃんと http://localhost/dashboard/phpinfo.php の Architecture 欄を確認しましょう。*1
- 新バージョンで動作させる場合もフォルダ名を「php」のままにした方が楽。「php7」などにすると設定ファイルの書き換えを行わないと動作しない。今回は「php7」にリネームしためんどくさい版。
手順
旧 php バージョンのバックアップ
http://localhost/dashboard/phpinfo.php
Eclipse と xampp を終了
元々の [pleiades\xmapp] 配下の [php] フォルダを [php_BAK] などにリネームしてバックアップ
新 php バージョンへの入れ替え
php のサイトに行き、最新版の対応アーキテクチャの Thread Safe 版を Zip でダウンロード
ダウンロードしたファイルを解凍、ディレクトリ名を [php7] にリネームし([php] でもよい) [Pleiades\xmapp\php7] として配置
[Pleiades\xmapp\php7] 直下の [php.ini-development] を [php.ini] にリネーム
[Pleiades\xmapp\php_BAK\php.ini] を「pleiades」で検索。以下の設定項目およびテキストを [Pleiades\xmapp\php7\php.ini] に記述する。
include_path = D:\pleiades\xampp\php\PEAR
extension_dir = "D:\pleiades\xampp\php\ext"
upload_tmp_dir = "D:\pleiades\xampp\tmp"
error_log="D:\pleiades\xampp\php\logs\php_error_log"
browscap = "D:\pleiades\xampp\php\extras\browscap.ini"
session.save_path = "D:\pleiades\xampp\tmp"
curl.cainfo = "D:\pleiades\xampp\apache\bin\curl-ca-bundle.crt"
openssl.cafile = "D:\pleiades\xampp\apache\bin\curl-ca-bundle.crt"
;----------------------------
; Pleiades All in One CUSTOM
;----------------------------
date.timezone = Asia/Tokyo
zend_extension = "D:\pleiades\xampp\php\ext\php_xdebug.dll"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_autostart = 1
[Pleiades\xmapp\php7\php.ini] の設定項目の該当箇所はコメントアウトされているので、ごっそり追記しても、置換してコメントアウトを外してもどちらでもよい。「Pleiades All in One CUSTOM」以下は追記する。
[pleiades\xampp\apache\conf\extra\httpd-xampp.conf] ファイルをコピーしてバックアップする*2
[pleiades\xampp\apache\conf\extra\httpd-xampp.conf] を以下のように変更
念のため、以下のファイルが実パスに存在しているかを確認
#
# PHP-Module setup
#
LoadFile "D:/pleiades/xampp/php7/php7ts.dll"
LoadFile "D:/pleiades/xampp/php7/libpq.dll"
LoadModule php7_module "D:/pleiades/xampp/php7/php7apache2_4.dll"
php_xdebug.dll の取得
[pleiades/xampp/php7] でコマンドプロンプト実行し(アドレスバーに cmd > Enter)
「php -i | clip」を実行*3
[php_xdebug.dll] を取得するため以下のサイトにアクセス
テキストボックスに張り付けを行い、画面下のサブミットボタンを押す
サマリが表示される
画面下部のダウンロードリンクからファイルを取得
ダウンロードしたものを [php_xdebug.dll] にリネームして [pleiades\xampp\php7\ext] フォルダに配置。
xampp を起動
Eclipse 設定の変更
ツールメニューの [ウィンドウ] > [設定] を開き、[php > インストール済みの PHP] 画面を開く。php 実行可能ファイルの設定が存在しないため、[Pleiades\xmapp\php7\php.exe] の実パスを登録する。
ロケーションのみ設定すれば他の項目は自動で設定される。
「適用して閉じる」を押して完了。
追記
肝心の Composer を試してなかった。
Composer -V を試すと php が定義されていないとか言うので、ディレクトリパスを「php7」に修正する。(フォルダ名を [php7] に変更した場合)
Composer のセットアップファイルを再度実行して php.exe のパスを修正する。
謝辞
参考サイトの皆さま、ありがとうございました。